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タロットカードのMajor Arcana(大アルカナ)を構成する22枚のカードで一番最初に出てくるのが「The Fool:愚者」です。愚者が大アルカナを旅する壮大な物語を読み解いてみましょう。「愚者の旅」は、ビデオゲームで定番のRPG(Role-playing Game:ロールプレイングゲーム)と共通したところがあります。旅を通して成長していくFool(愚者)の足跡をたどります。

愚者の旅(The Fool's Journey)

愚者は世間知らずの若者です。この若者は、タロット占いで自分の人生を見つめ直そうとしている人の紛れもない分身でもあります。愚者は、これから人生の第一歩を踏み出そうとしています。大アルカナを旅する道中で色々な人物や事象に遭遇します。そして、段々と成長していきます。この愚者の旅(The Fool's Journey)を愚者に同行して体験しましょう。まずは、愚者本人の登場です。

(0)The Fool:愚者
愚者:お馬鹿さんが旅立ちます
愚者は若者です。これからタロットで人生を占おうとしているあなたの分身です。

彼は純真で、この先の人生で待ち受けている危険、障害、痛みなどを考えることがありません。それ故に「愚者」なのです。

旅立ちの今、愚者は素直で一切の偏見もありません。

大きく広げられた両腕に象徴されるように、どんなことでも受け入れる心の準備ができています。

愚者が立っている崖っぷちは、この先に待ち受けている危険を表しています。自分が崖の上に立っている、ということに愚者はまだ気づいていません。

足元の白い犬が警告を発しているのか、または、ただ喜んでいるだけなのか、は不明です。

愚者の持つ白い花は純真・純粋・無邪気・純朴・純潔の象徴です。

棒の先にくくりつけられた荷物の少なさは、過去とのしがらみがないことを示しています。

人生の旅への第一歩を踏み出そうとしているこの若者は、純朴でバカ正直であるが故に「愚者」なのです。

まず初めに出会うのは
(1)The Magician:魔術師
最初に魔術師から意思の力について学習します
愚者が最初に出会うのは魔術師(カード1)です。

魔術師は、「何かを創造したい」という男性的な欲求の力を象徴しています。

そして、魔術師は「覚醒した意識」の象徴でもあります。

自分の意志、力、そして集中力を駆使して人生や世間、そして社会に影響を与えようとする力が「魔術師」の正体です。

次に遭遇するのは
(2)The High Priestess:女教皇
女教皇から潜在意識の力について学びます
次に、愚者は女教皇(カード2)と出会います。

女教皇は「神秘的な無意識」の象徴です。

「ものごとの実現に不可欠となる潜在意識のもつ力」が姿を変えて目の前に現れたのが女教皇です。

愚者の旅は始まったばかりです
(3)The Empress:女帝
女帝が知覚・感覚について教えてくれます
さらに愚者が進んでいくと、女帝(カード3)に出会います。

愚者が成長するにつけ、彼は自分のおかれた環境を意識するようになります。

この段階では愚者は、まだ未熟で赤ん坊のようです。

まず彼が認識するようになるのは、幼い愚者を暖かく受け入れ、世話をしてくれる母親代わりの女性、すなわち「女帝」です。

女帝は、自然界と知覚・感覚の象徴です。

赤ちゃんが何にでも触ったり、何でも口に入れて味を見たり、また匂いを嗅いだりするのと同じように、愚者は視覚や聴覚を通して自然界の美しさに触れて大喜びします。

女帝は愚者が甘えることのできる母性です。

次に遭遇したのは皇帝でした
(4)The Emperor:皇帝
法則と規範の大切さを教えてくれるのは皇帝です
次に愚者が出会うのは皇帝(カード4)です。

皇帝は体制と権威の象徴です。

母親のような女帝の庇護の元から巣立って、「この世には決まった様式や取り決めがある」ということを愚者は認識するようになります。

物体は予測可能な運動をする。すなわち、何かを上に投げれば、今度はそれが下に落ちてくる。もしくは、ボールを蹴れば、転がって遠ざかっていく。この規則性を愚者はここで学習します。

物事には規則性がある、そして自分のためにも法則や規範を守らなければならない時があるのだ、ということに愚者は気づくのです。

皇帝は父性です。

愚者が大人になる第一歩です
(5)The Hierophant:教皇(法皇)
「社会性を身に付けようね」と教皇が愚者に諭します
愚者が初めて世の中に出ていく段階となりました。今までは自分だけを見つめていれば良かっただけだったのが、この先は自分と社会の関わり合いについて学んでいかなくてはなりません。

教皇が「正規の教育が始まるよ」と告げています。

自分の属する社会の文化を身に付け、集団の一員であるという自覚を持つことが求められます。

社会の決まり事を遵守することを学習します。

若者になった愚者は性に目覚めます
(6)The Lovers:恋人たち
愚者が色気づいたところで「恋人たち」が登場
愚者が成長して、性に目覚めます。「パートナーを見つけて、性的な関係をもちたい」と考えるようになります。

これまでは自分中心でやってきただけでした。

しかし、「恋人が欲しい」となれば、パートナーと結びつく手順を学習しなければなりません。

愚者が対人関係を築く修行をする時期に到達したことを、「恋人たち」のカードが教えてくれます。

他人と関係を持つためには、まず自己がなければなりません。

教えられたことを無条件で鵜呑みにすることから卒業する必要があります。

自分を見つめ直して、本当の自分が何なのかをよく考えるべき時期でもあります。

愚者が立派な青年に成長しています
(7)The Chariot:戦車
愚者は自信満々の若者へと成長を遂げています
ここに登場する「戦車」は古代の馬に引かせる戦闘車両を指します。

愚者が成人して、自己を確立します。自分が何者であるのかの自覚があります。

自制心と意思の力によって感情を抑制することができるようになっています。

精神力の強さで、自身の置かれた環境に対応することができます。

戦車は愚者の強い精神力の象徴です。

愚者は自信に満ちあふれた若者へと成長したのです。

この戦車を操っている若者は、ほかならぬ愚者本人です。

逆境に打ち勝つ秘訣を学習 
(8)Strength:力
愚者の学ぶ「力」は「力づく」の力ではなく、「愛の力」でした
時が経つにつれて、愚者には新たな挑戦が突きつけられます。

挑戦してみた結果が、苦しみや幻滅だけだった、ということも多々あります。

そのような時、愚者は第8番目のカード「力」の資質を必要とします。

勇気を奮い立たせ、決意を新たにし、障害を乗り越えて前に進むことの大切さを「力」のカードが示唆しています。

描かれているライオンは、ありのままの情熱や欲望を表しています。

優しそうな女性が獰猛なライオンをやすやすと手懐け(てなづけ)ています。

これは、「逆境にある時にこそ、勇気、自制心、愛、おもいやり、そして慈悲の心が大切である」ということを教えてくれている絵柄です。

「力づくでねじ伏せようとするな、平常心と愛をもってものごとに取り組め」と愚者に教えています。

忍耐と我慢が大切である、ということも愚者はここで学習します。

「戦車のカードに象徴される自分勝手な支配力だけでは物事を解決することはできない。温情と愛の力が伴わなければ何事もうまくはいかない。」と愚者は知ることとなります。

それにもかかわらず、「あらゆる事態を掌握済みであるし、自分自身も落ち着いている」と愚者が思っているのに、激情に駆られることも時としてあります。

自分自身を見つめ直す時 
(9)Hermit:隠者
一人になって自分自身の内面を見つめる時期です
やがて、愚者は「人生の意味とは何なのだろう?苦しんだり、死んだりするのに、なぜ人間は生きるのだろう?」と自問するまでに成長します。

隠者は「真理を見極める必要」の象徴です。

愚者は自分の内面を見つめて、感情や意欲のもつ意味を知ろうとします。

この時点で、彼は物質的な事象や肉体的な感覚に対しては興味が薄れています。

社会の喧噪から離れて、1人静かに物思いに耽ることの方を選びます。

やがて彼は「自分にはアドバイスや指示を与えてくれる教師や案内人が必要である」と思うようになるかもしれません。

世の中の仕組みについて学びます 
(10)Wheel of Fortune:運命の輪
調和で成り立つ世界(社会・宇宙万物)の仕組み
隠者のところで内省を深めた愚者は「ものごとは全て結びついている」という洞察力を得ます。

「世の中は摩訶不思議な成り立ちで構成されている」すなわち、「この世は複雑に織りなされた模様と周期でできているのだ」ということに気付きます。

「運命の輪」は、あらゆる事象が調和して存在している神秘的な宇宙(世の中)の象徴です。

愚者は世界(世の中)の美しさと秩序を垣間見ることによって、自分が探し求めていた答えを見つけることができたのです。

時として、愚者の体験は運命のいたずらであるかのように思えます。

偶然の遭遇や奇蹟的な出来事の発生が変化をもたらします。

愚者は自分の運命を、この転機に至らしめた一連の出来事に見いだします。

孤独に内省を深めた時期の後で、愚者は再び前に向かって歩み始める準備ができました。

彼の視野は以前よりも広く、壮大なこの世の体系に自分自身を位置づけることを学んだのです。

愚者の目的意識がより明確なものになりました。

愚者には「反省」が突きつけられます 
(11)Justice:正義
前に進むには、過去の清算が必要
「正義」は愚者が決断を下さなければならない局面です。

過去を振り返って、これまでの人生における因果関係について熟慮しなければなりません。

この先で自分に正直な生き方をするためには、今までの行動に対して責任を負い、償いをすることが必要です。

自分を偽ることなく、自分の信念に従って前に進むことができるようになるだろうか?

または今まで通りの安易な無知に甘んじて、これ以上成長することを諦めてしまわなければならないのだろうか?

愚者は、まさに分かれ道に立たされています。

上下逆さまになってこそ見える風景 
(12)The Hanged Man:吊された男
上下逆さまに吊されて、愚者には新しい風景が見えてきます
逆さに吊されているこの男は「愚者」本人であるに他なりません。

臆すことなく、愚者が歩み続けます。何が何でも自分の夢を叶える決意です。

しかし、人生はそれほどたやすいものではありません。

遅かれ早かれ、愚者は耐え難い逆境に身を置くはめになります。

圧倒的な逆境に押しつぶされそうになって、愚者は絶望的になってすべてを諦めてしまいます。

最初に彼を襲うのは敗北感です。自分の立ち位置も分からなくなってしまいます。

「すべてを犠牲にしたのに」と愚者はあっけに取られます。しかし、ここで彼は驚くべき真理を学ぶことになるのです。

「物事を操ろうとジタバタ奮闘することをやめると、全てのことが自然と上手くいくようになる」ということを愚者は悟ります。

弱点をも含めてありのままの自分をさらけ出すことで、内なる自分自身を知ることができるのです。

なにごとにも逆らわず、受け入れることを学習します。

いったん物事をそのまま受け入れると、愚者は喜びで満たされ、人生の流れに身を任せることができるようになります。

愚者は時が止まったままの楽な状態を享受します。

これは強迫観念やプレッシャーに悩まされることのない安らぎを意味します。

実際、愚者にとって天地は上下逆さまにひっくり返っています。

「吊された男」である愚者は殉教者です。

しかし彼の心は穏やかで憂いがありません。

死は生まれ変わり 
(13)Death:死神
捨て去ることで得るものとは
愚者は、今までに身につけてきた習慣や物事への取り組み方を捨て去ろうとしています。

枝葉末節は切り捨てます。本当に大切なのは基本理念だけなのだ、と愚者は悟ります。

ここで愚者は過去から引きずってきたしがらみと縁を切ります。

過去の自分との決別は、まさに「死」そのものです。

しかしこの「死」を通り越さなくては、新たな成長はありません。

この過程には痛みが伴います。

愚者は押しつぶされそうになりますが、最終的にはこの試練を乗り越えることに成功します。

「死は永続する状態ではなく、今までよりも充実した人生に移行する変わり目にすぎない」という真理を愚者は学び取るのです。

死とは決別であり、そして生まれ変わりでもあるのです。

天使が愚者に教えたこと 
(14)Temperance:節制
中庸と節制で心穏やかに
隠者との遭遇以来、愚者の感情は大きく揺れ動き続けています。

そんな愚者の心には、「節制」のカードに象徴される「バランスの取れた安定性」が必要となります。

これまでに両極端を経験したことによって、愚者はようやく中庸がいかに大切なのかを理解することができます。

14番目の「節制」のカードに描れている天使は優美で表情も物腰も穏やかです。

戦車を駆る若者(戦車:7番目のカード)の勇猛果敢な姿とは対照的です。

「人生とは調和のとれた穏やかなものであるべきだ」と愚者は悟るのです。

悪魔が教えてくれること 
(15)The Devil:悪魔
この恋人達を見てごらん、と悪魔が言います
愚者は健康状態も良く、精神状態も平穏で、ゆったりと落ち着いています。

心身ともに絶好調です。しかし良いことばかりが続くわけではありません。

勇気をもってさらに進んでいくと、愚者は悪魔と出くわします。

悪魔は私達から離れた場所にいる邪悪で不吉な魔物ではありません。

悪魔は私達の内側にある無知と絶望が姿を変えたものであるにすぎません。

物質的なものへの執着は中毒的なものなので、私達は自分が物欲の奴隷になっているということに気がつきません。

私達は、自分が知っている世界の中に暮らすだけのことに満足しがちです。

その結果として、輝かしいばかりに壮大な世界が別に存在するのだ、ということに気がつきません。

その壮大な世界こそ、本来、私達が目指すべき場所なのです。

悪魔のカードには鎖に繋がれた恋人達が描かれています。

この恋人達は鎖に繋がれているにもかかわらず、抵抗する様子もありません。

その気になれば、彼らは鎖を自分たちで外して自由になることができるはずです。

悲しいことに、彼らは自分たちが縛られているのだということに気付いてさえいません。

恋人達の愛は、狭い範囲に限定されているままの状態です。

それに気がついていない無知の代償は絶望です。

塔から転落 
(16)The Tower:塔
塔は「自我」を閉じ込めている牢屋でした
愚者はどうしたら悪魔から解放されることができるでしょうか?悪魔の影響を払拭することは可能なのでしょうか?

愚者に解放をもたらすのは、塔のカードに象徴される突然の大変化です。

この塔があらわすものは、私達の自我です。

灰色で、冷たく、そして頑丈な塔はなにものをも寄せ付けない砦(とりで)です。

しかし塔は砦である一方、監獄(刑務所)でもあります。

塔の壁を粉砕するには壊滅的な破綻の力が必要となります。

「塔」のカードでは稲妻が塔を直撃しています。

塔の住人達は投げ出されて転落死を免れそうにはありません。

彼らの頭を飾る王冠は、この人達がかつては誇り高い支配者であったことを示しています。

今となっては、自分たちよりも強い力によって完膚無きまで叩きのめされています。

愚者が自分の殻から抜け出すにも、同様の耐え難い痛みを伴う大改革が必要です。

しかしこの辛い試練は思いがけない恵みを愚者にもたらします。

塔が破壊されると、一瞬にして暗い絶望は粉砕され、真理の光が降り注ぐのです。

この塔からの転落は、傲慢な自我を投げ捨てて自由になることを意味しています。

星明かりに全裸の女性 
(17)The Star:星
星は希望、全裸の女性はあるがままの魂
愚者の心は憂いのない静けさで満たされています。

17番目の「星」のカードにこの平穏を読み取ることができます。

女性は全裸です。彼女の魂を隠しているものは何もありません。

雲一つ無い空に燦然と輝く星は希望と啓示の象徴です。

愚者の心は信念に満ちています。

悪魔の有害なエネルギーの影響から脱出することに成功したのです。

愚者は自信を取り戻しています。未来も明るいものである、と確信しています。

彼の心は喜びで満たされていて、この喜びを全ての人と分かち合いたいと願わずにはいられません。

愚者の心は開かれていて、彼の愛は惜しみなく溢れ出ます。

荒らしの去った後の静けさのようなこの「安らぎ」は愚者にとって、まさに魔法の瞬間でもあります。

月が愚者を惑わせます 
(18)The Moon:月
月のもたらす幻想
17番のカード「星」のところで至福の一時を味わうことのできた愚者でした。

ところがこの至福が月のもたらす幻想を引き寄せてしまうのです。

愚者の喜びは、まだ感情レベルにとどまっています。「精神的な明晰さ」には至っていないのです。

夢見るようなうっとりとした状態にあるで、愚者は幻想や偽装、そして虚像などを信じてしまいがちです。

真理でないものも、真理であるかのように目の前に姿を現します。

月は想像力を刺激します。月の力によって無意識から奇妙な考えや美しい考えが引き出されます。

しかし、拭いがたい恐怖感や不安も顔を覗かせるのです。

こういった幻(まぼろし)や錯覚に惑わされて、愚者は自分が迷子になったような気がしたり、うろたえたりするかもしれません。

お日様に救われます 
(19)The Sun:太陽
太陽のおかげで道が見えてきました
太陽は圧倒的に輝いて、あらゆるものに光を当てます。すべてのものが鮮明に照らし出されます。

愚者の想像力も、太陽の光線によって正しい方向に修正されます。

太陽はこれまで隠れていたすべての場所に光線を当てて、その姿をさらけ出します。

錯乱や恐怖も太陽が追い払ってくれます。

太陽は真理が何であるのかを教えてくれます。

この時点で、愚者は世の中の善性を理解するようになります。

愚者は活気と熱意に満ちあふれています。

馬に乗っている嬉しそうなこの赤ちゃんは愚者本人です。

喜んで新たな日を迎えようとしています。

自分が必要とするものをすべて引き寄せることができます。

愚者が目指すものを手に入れることが可能になった時期になったのです。

この天使は愚者本人です 
(20)Judgement:審判
愚者は高い次元に生まれ変わります
愚者は生まれ変わりました。

彼は偽りの自我を捨て去りました。輝かしい本来の自分を表に出すことができるようになりました。

人生の核にあるのは恐怖ではなく喜びなのだ、と愚者は悟ったのです。

彼は無罪放免となったのです。今では愚者は自分自身と他の人々を許すことができます。

真の自分は純粋で善である、と自覚するに至りました。

過去の間違えを後悔しますが、「真の自分を知らなかったためにそれらの間違えを犯してしまったのだ」ということに思い至ります。

今は愚者が自分の人生について審判を下す時期です。過去を清算する日がやってきたのです。

曇りのない目で自分自身を見ることができるようになった今、愚者は将来にとって不可欠な決定を下すことができます。

何を大切にしなければならないのか、そして何を捨て去らなければならないのか、愚者は賢明な選択をすることができるまでに成長したのです。

20番目のカードに描かれた天使はより高い次元に昇りつめた愚者自身を表しています。

この天使(高次元の自分自身)が愚者に「立ち上がって、やらなければならないことを成し遂げなさい」と呼びかけています。

愚者は自分に与えられた使命が何であるか、すなわち何のためにこの世に生を受けたのか、を悟ります。

疑念とためらいは消えてなくなります。

自分の夢を追う心構えが愚者にはできているのです。

ついにゴール到達です 
(21)The World:世界
ゴールはスタートライン
愚者は世界に再び入ります。今回は、より広い、そしてより深い見識を備えています。

矛盾を抱えてバラバラだった自己は、今では完全に一つにまとまっています。

愚者が到達したのは未知の領域とも言える至高の幸福と満足感です。

愚者は人生は充実していて有意義であることを実感します。

将来は無限の可能性を秘めています。

愚者は積極的に世の中と関わりをもつことを選択します。自分の才能を人のために役立てることを惜しみません。

愚者は何をやっても、すべて大成功します。

忍耐と正直さによって愚者は直感的な勇気を再び手に入れます。

この直感的な勇気があったからこそ、彼は自分探しの長旅の第一歩を踏み出したのです。

ただし、今回は、がむしゃらに前に突き進む衝動に駆られたりはしません。

愚者はこの世の中で自分のいる場所がどこであるのかを悟ったのです。

周期は一巡しました、しかし愚者は成長をし続けます。

愚者は、いつでも次の旅に出発することができる状態にあります。

そしてその旅によって愚者は見識をより一層深めることでしょう。

愚者の旅(The Fool's Journey)、いかがでしたか?この「愚者」ですが、実際には愚かではありませんでした。最初は確かに、右も左も分からない若者ですから「愚か」に見えます。しかし旅を通して立派に成長していきます。最終的には、「賢者」と呼ぶにふさわしいほどの変身を遂げました。実にうまくできた物語です。
タロットカード占いは古代エジプトもしくは古代インドにその起源がある、と言われています。後にジプシー達もしくは帰還した十字軍の兵士達によってヨーロッパに伝わり、1300年頃にはイタリアにタロットカードがあったと確認されています。現在のトランプの原型もタロットカードにあるようです。

タロットはMajor Arcana (大アルカナ) の絵札22枚、Minor Arcana (小アルカナ) の組札56枚、計78枚のカードから成ります。

Major Arcana (大アルカナ) の絵札22枚のそれぞれの札の持つ意味は特に重要であるとされています。

本ページでの占い方はMajor Arcana (大アルカナ)のみを用いた単刀直入で分かりやすいものになっています。

知りたいことを念じながらボタンを押してカードを引いてください。

何回占い直してもかまいません。一番多く何度も出てきて気になるカードが今の自分に最も密接な関連のある札です。

 

イメージに一番近い画像をクリックしていくと知りたい体位の四十八手名称が分かります。

四十八手ナビ:大まかな分類

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四十八手:壽本手 四十八手:逆手からみ 四十八手:時雨茶臼(しぐれちゃうす)
四十八手:櫓立ち 四十八手:茶臼がらみ 四十八手:松葉くずし
四十八手:突き回し 四十八手:鴨の入り首 四十八手:こたつかがり
四十八手:二つ巴 四十八手:砧(きぬた) 番外